小さな嘘で
家出が振り向くのなら
嘘つきになろう
あなたに書いた手紙で
泣いてくれるなら
何万通も書こう
ある事無い事書こう
月灯りででも書こう
乾いた砂漠に
凛と立つ花は
枯らさないでと叫ぶの
水を、私に水を…
傷も痛みも癒えてゆくのなら
ずぶ濡れでいいと
だから私を潤して
なぜだろう
なぜこんなにも
愛する神待ちが
時には過ちで
時には醜くて
時には情けなくて
白く煙に咳き込んだ花は私を見てと叫ぶの
水を、私に水を…
それで全てが
きれいになるなら
一滴だけでいい
私を潤して
誰しも自由に飢えていた 模範などない教室の隅
あきらめスワッピングで泣いていた
友よ
微笑んで
この水をあげよう
このペンをあげよう
一つの本当をあげよう